3月29日
雨も落ち着き春らしく暖かくなってきた頃。
それでも夜は風が吹くとまだ寒い時分。
それでも着実に水中は季節が進み、魚にも変化を感じた釣行。
干潮17:19小潮。
釣り場に付いたのは18時過ぎ。
川の流れはやんわり逆流している様子。
ベイトはハクとイナッコをシャロー帯で確認。
上潮がもっと効くまで待機することに。
次の釣れるポイントはどこで、何パターンか、そんなことを考えていた。
前回の記事の後から豊川河口から上流方向のポイントを探っていたがノーバイト。
ハクやイナッコ、ヨシノボリ?、エビ系などが、豊川河口から15キロ地点ぐらいまでの間に点在している様子。
これからの釣り場に頭を悩ましているが、今は目の前の魚を追おうと思い、本日も河口域のポイントを選択している。
上げ潮がしっかり効いてきた辺りで釣りを開始。
まずはトライデント60Sやガルバ73Sでシャロー帯に隣接するブレイク沿いを探っていくが反応なし。
それならばとグラバー68やバンク82Sでブレイクの奥、一段下のレンジを入れて反応を調べていくもこちらも反応なし。
時間経過とともにブレイク沿いに潮目が出てきた頃合い。
少し波動を強めるかと、iborn78を巻いてくるとコンとバイト。
その距離はティップから1m先。
ルアー回収の直前、ibornが水面を割りそうになり、水面がモコモコしだしたところだった。
同じコースを再度通すが反応はない。
それで釣れたら楽だわなと自分にツッコミをいれて少し思案。
自分の立ち位置なのだが、海面は膝下ないくらいのウェーディング。
魚のバイト位置からフィーディングゾーンに近付き過ぎと考えて、出来るだけ静かに水から上がる。
そして水面がモコモコするルアーをと、TKLM90に変更してダウンに入れて誘う。
これが狙い通り1投でヒット。
この日に何十投も通したコースなので、狙い通りと言って良いか怪しい表現だなと思いつつもサクッとキャッチ。
ライトを点ける前は魚が違う?と思うほどスレンダーな60㎝のシーバス。
ガリガリなシーバスに、お食事前に邪魔してゴメンと恐縮してしまう魚体。
良型サイズも終わりかなと感じさせられる1本。
それでも1本出てくれたことに感謝してリリース。
その後、同釣場と場所変えしてもノーバイトなので納竿へ。
3月31日
干潮20:58 長潮。
この日は上げ潮の水の流れと風向きが逆になる釣行。
水の流れと逆方向からの風速4m。
水の押しが弱まるがシーバスは入ってくるのか、この点を検証したくて釣り場に立っていた。
時刻は上げ始めから2時間後に現着。
海面を見る限り上げ潮が流れているようには見えない。
正直釣れる気はしない。
とは言え、それはあくまで人間の感想であって、シーバスはどう思っているのか。
それを確かめる為に来たのだと、帰りたくなる気持ちを抑えて釣りを開始。
ルアーはTKLM90。
水の流れと逆向きの風でルアーの頭が進行方向と逆に向き、ルアーが泳ぎ過ぎてしまうかと思った為。
そしてキャスト。
リトリーブすると着水点からダウン方向からルアーが帰ってくる。
いつもより流れは幾分弱いが、上潮の流れは効いている模様。
10分程流すが反応はない。
そこからルアー変更を続けていく。
iborn78やサイレントアサシン80Fに変えるが、巻き感からルアーが泳ぎ過ぎてる感がするのでリップ付ミノーは今日はなしのよう。
他にはガルバ73やクロストリガーでは風で滑って泳いでいるか怪しい感じ。
グラバーやバンクだと今度はブレイクで底をする。
結局TKLM90に戻る。
釣り開始から30分経過した頃に突然のボイル。
水の流れと逆風の長潮上潮でも魚が入ってくることを確認出来たので、今日の目標は達成。
あとはこのボイルをどう攻略するかと思案。
ベイトはハクらしきマイクロ。
ボイルはブレイクの手前、水深40㎝ぐらいのエリアで散発的に起こっている。
経験的に食わせるのがほぼ出来ないボイルと感じる。
ひとまずルアーを交換、巻き速度の変更など手当たり次第試しつつ、ボイルを観察。
分かったのはセイゴクラスぐらい数匹、フッコクラスが1匹。
そしてフッコクラスのボイルは定点。
おそらくセイゴがハクを追い回し、フッコは自分の周りにハクが通る時にボイルしている様子。
これなら希望が見えたので、この定点1本を狙うことに。
(経験的にハクボイルでも定点は釣りやすい。村岡さんもそんなことを言っていた気がする。)
フッコの辺りをガボッツ65、ガルバ73Sなどで探るもノーバイト。
もちろんハクが近くを通ったであろうタイミングを狙っても反応なしだが、確実にハクにボイルはしている。
手を変え品を変え試した末、TKLM90のデッドスロー(3000XGで3秒1回転)でガツンとバイト。
引き感的にサイズはそこまで大きくないようなのでサクッと寄せてランディング。
サイズは60㎝。
思ったよりサイズがあったことに驚きつつも撮影してリリース。
この日の釣りは、個人的には収穫だったか。
長潮上潮、その流れの逆方向からの風により、微弱だがそれでも確実にじっくり流れる、水の中でも魚が釣れること。
これは同時に水の流れの強さに限って言えば、ほぼどんな潮でも釣れるという事実でもあり、休釣日がなくなることに頭を悩ます事案か。
4月1日
干潮 21:47。
連日の豊川河口域。
この日は夕マヅメから釣りを開始していたが、下げには反応なかった。
上げ潮に期待と思い、下げ止まりからしばし待機。
上げ始めて90分後頃から釣りを再開。
風も微風で前日と変わって非常に釣りやすく感じる。
水面の鏡になっている為、上げ潮が多少効き始めてからハクやイナッコと思しき水面の揺らぎを確認できた。
ここ連日の釣果から期待を持てそうな兆し。
潮が緩い時間はミノー中心で攻めるが反応はなかった。
上げ始め2時間頃、水の流れが強くなってきたところでシンペン中心にローテーション。
50m先で一瞬水面がモヤっとしたのが見える。
その辺りにガルバ73をキャストして巻いてくると、ルアーをピックアップ寸前で水柱が立ち、手元に衝撃が伝わる。
至近距離の派手なバイトに驚いて体が跳ねてしまったが、スイープに合わせを入れてファイトを開始。
魚との距離は3mを切るぐらいの至近距離。
水深30㎝のシャロー帯で体力もMAX状態なので魚は走りまくる。
すぐさまドラグを緩めて魚との距離をとる。
ドラグを締めて念のため軽く追い合わせを入れて、一気に寄せてランディング。
サイズは70㎝。
昨日よりかはサイズもアップにひとまず満足。
この時期はマイクロベイトが水深10㎝以下にも入り込んでいる為、最後まで引き切ることでとれた1本。 その後は場所変えもしたが追加なしで終了。
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