前回の更新から4か月。
安定の不定期更新。
特に体長が悪かった訳でなく、ブログの存在を忘れていただけ。
そう、忘れるぐらいに釣りに浸かっていた。
主に座学での情報収集に。
そしてそれを実践で試して修正を繰り返す日々。
数少ない魚を反応させるため、ラインシステムやジャーキング、ラインメンディング、ルアーの流し方など、基本を再確認していた。
例えばラインシステムなら流す釣りに与える影響。
PEの太さがどれだけトレースコースに大きく関係するのか。
リーダーも言わずもがな。
(知っている人はもちろん知っている)
釣りにおいて何となくの選択肢だったものが、「なぜそれなのか」が見え始めてきた感じ。
それらもいずれ記事にしていこうかな(多分)。
さて、豊川釣行を振り返ると、こんな感じ。
2024年4~5月
4月初旬は稚鮎やイナッコを追い回すスズキサイズが複数回確認できていた。
中旬頃、水温が上がるにつれてスズキサイズの反応を得られなくなってくる。
代わりに豊川本流・放水路に入ってきたハクや稚鮎を追って、セイゴサイズがよく目につくようになってくる。
特に明暗付近とシャロー帯にベイトが溜まり、それらをセイゴ・フッコサイズが捕食している感じ。
観察する限りスズキサイズの気配は全く感じられない。
潮位差によってシャロー帯にいられなくなったベイトが流れに近付く頃が、大型の時合と予想して狙っていたのだが、反応はとれず。
この時期のスズキサイズがどこにいるか分からず、魚探しに迷走する季節だったのは今年も例年通り(笑)。
ちなみにそれらのセイゴ・フッコサイズは、小型のフローティングミノーが相対的に反応良かった。
肝はルアーを動かし過ぎない事。
人間の感覚からすると、ルアーが動いてないんじゃないかという巻きスピード。
流速によっても変わるので、分からない人はキャストして一切巻かずに流すところからスタートしても良いかもしれない。
そしてこの時期の清流域。
スズキサイズのバイトは4月に1度だけ。
かなり良いサイズのバイトだったがのせられず。
清流域で思うようにシーバスを見つけられなかったのは、今振り返ると釣行範囲が狭かった為と思える。
そう思ったのは稚鮎の遊泳力。
夜ならシーバスが定位している流れの中で、昼中は稚鮎同士で追いかけっこをしている。
流れに逆らって、時には円を描くように。
これほどの遊泳力があれば、ポイントの選択肢はかなり広がる。
今年は気づくのが遅れてしまったので、来年の稚鮎パターンの釣りの組立に忘れずに取り込もう。
2024年6月
増水後にフッコサイズを数回キャッチする程度。
ヒット例①
朝マヅメの終わり頃、ハクの群れにTKLM90を通してキャッチ。
豊川本流の増水が落ち着いて透明度は戻るが、インレットの濁りがとれていなかった。
この濁りの中に潜んでいた。
ヒット例②
増水が落ち着き始めた頃、流れの変化をドダウンでリトリーブした頃に複数匹ヒット。
ドダウンでのバイトは針掛かりが悪いと感じている。
対策として、ティップが入りやすいロッドポジション、適度なラインスラッグを維持すると良い。
2024年7月
清流域の瀬回り、反転流、障害物のピンで良形をキャッチできた月。
70UPを2本、80UPを3本。
フッコサイズ以下は記録をとったりとらなかったりの為、割愛。
バラシやファイト中のラインブレイクもあったが、それを差し引いても満足いく釣果であった。
これまで反応がとれなかったポイントがほとんどだったこと。
他にも釣行タイミングや反応がとりやすい水量を記録できたこと。
次の魚に繋がる判断材料を得られたことは、サイズ以上の大収穫であった。
この月の釣果は1つの記事として記録を残すつもり(多分)。
ので写真は割愛。
最後に清流域での注意点として。
基本的なことは他サイトでも紹介しているので、ここでは省略。
豊川固有なのか分からないが、マムシがそれなりにいること。
傾向としては草むらと水辺が近い所で良く目撃している。
釣行時の移動、休憩で腰を下ろす時にはご注意を。
それでは、また。
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