2024年 豊川 シーバス 年始釣行 その1 

年始最初の釣行は上げ3分、豊川河口周辺にて。

年末最後の釣行を終えて数時間後。

釣場に着くと見慣れた車を確認。

私が準備していると、先ほどの車から爺さんが降りてくる。

今年の11月ぐらいに釣場で知り合った爺さんで、エサ釣り師。

ここでしばし談笑タイム。

開口一番は新年の挨拶かと思いつつ近付くと、街灯に照らされた爺さんの顔には悪い笑顔が浮かんでいた。

その顔を見て、私は思わず笑ってしまった。

そしてお互いの口からほぼ当時に出た挨拶は、「正月ぐらい釣りしないで休め、釣りバカ」。

爺さんの言葉使いは多少違ったかもしれないが、ほぼ同じ意味だったと思う。

打ち合わせなく。

同時に。

即興劇で当意即妙という言葉が使われるがあるが、正にそれ。

分かり易く言うと、アドリブ。

息のあった掛け合いができる不思議な爺さん。

爺さんは強風が弱まるタイミングで竿を出すつもりだそう。

魚の回遊状況確認がてら、先に釣りしといてとのこと。

準備を終えて釣り座に立つと風速6mぐらいか。

シンペン、ミノーでざっと探るが反応なし。

水の流れはあるが、風で押されている感じ。

上潮が効いていないので、しばし潮待ち。

爺さんと談笑をと思ったが、話が長引いて時合を逃す未来が見えたので、このまま待機。

目当てのブレイクに潮目が出た所で釣りを再開。

ルアーは最近調子の良いTKLM120。

立ち位置の関係上ダウンクロスになるポイント。

バイトが乗りづらくなるので、ティップから伸びるラインの張り具合を調整しながらのリーリング。

再開後数投で出たバイトは乗らず。

浅瀬から深みに走る潮がヨレた辺り。

立ち位置とラインの張り具合を再調整していると、コンとバイト。

ティップがグングンと踊る。

今度は乗ったようでフッキング。

時折エラ洗いをしつつスルスル上がって来たのは50cmのフッコサイズ。

新年初の釣行でノーバイトを避けられて何より。

今年の釣行も実りある年になることを祈りつつリリース。

その後に同じサイズを1本追加し、乗せられなかった1バイトを得たところで潮が弛む。

先ほどの爺さんも私の釣果が気になったのか、釣り場に出てきていた。

場所を譲ってくれたことを感謝しつつ釣り座をバトンタッチ。

釣りきれなかった1本を含めて釣果報告。

爺さんの電気ウキの釣りも見ておきたかったが、連日の疲れもあって寝そうな状態。

この日は爺さんに残りの魚を任して納竿。

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