2月9日 豊川近辺 ランカーシーバス バチパターン

シーバス

3日前に70UPを釣り上げて以降、魚が戻ってきたとテンション爆上がりで連日釣り場を彷徨うがノーバイト。

そんな簡単に釣れないのがこの季節。

今日も懲りずに釣りへ。

水温とベイトの関係

豊川河口周辺、満潮は20時頃。その少し前から数か所の釣り場を巡ると、水温は8~10度前後。

8度のポイントにはハクはほぼ確認できなかったが、10度のポイントにはそれなりに溜まっていた。

冬場は水温が高い所に魚は集まるのだと、当たり前のことに少し感動する。

水温は意識しているが、水温によるベイト量の増減を、実際に確認出来たのは初めてだったから。

この日は、このハクが溜まっているポイントから、釣りを開始。

満潮から下げ始めて30分後ぐらい。水はじんわり動いているが、まだ流れが弱い。かと言って動き出すまで待っていたら、冷たい水が入ってきてしまう。

まずはハクを意識した魚がいないが、トライデント60S、マリブ68Sなどの小型ルアーで表層、中層をチェックするが反応なし。

次にバチ抜けルアーでチェックするもこちらも反応なし。

水面のハクも何かに警戒している様子もない。

満潮から1時間30分程経過し、水も流れているタイミングでシーバスから反応がないことから、ここで場所変え。

と言うといかにも経験者と思われるかもしれないが、実際は寒くて移動がてら車内で温まりたいのが本音。

2月の夜は寒いって。。。

ランカーシーバスキャッチ

次は前回の記事のポイント近くを選択。

ここは牡蠣瀬とブレイクなどがあるポイント。

釣り座から離れて海面を照らしてもベイトの類は確認できないが、水鳥が流心でひっきりなしに潜水しているので何かしらいるのだろう。

ここでの先発は前回釣果のあったレクター111F。

5分程試すが反応はない。釣果のあったルアーに頼りたくなるのは私の悪い癖。

小型ベイトを想定してガルバ73S、バンク82s、グラバー68Sと、大野さんのリップ付シンペン3段活用もノーバイト。

寒さで心が折れそうになってきたのでポケットに手を突っ込みながら、海面をライトで照らして小休止。

数は少ないがバチ抜けしている様子。

そこでアルデンテ95Sを流れのヨレに流す。

1投目からボシュっとバイトがあり、手元にコンと伝わってきたが、針かかりせず。

ラインが少し張りすぎだった。

再度同じラインをロッドの角度を調整して、ラインを張らず緩めずで通すがノーバイト。

やってしまったと感じつつも、すぐにルアーをレクター111Fに変更。

よりライン先行で流せるよう立ち位置を調整してキャスト。

1回転1秒より遅いぐらいで流れのヨレを漂わせると、ここぞという所で、控えめにボシュっとバイト。

ラインのたるみを回収して重みを感じた所でスイープに合わせ、かつゴリ巻きでフッキング。

今度はフッキング成功でファイト開始。

中々な重量感だが素直に寄ってくる。

ブレイク辺りで魚が暴れる。

浅瀬に入りたくないと魚の必死の抵抗。

ドラグを緩めて走らせる。

また寄せる。

ブレイクで魚が走る。

そんなやりとりを数分して、魚がへばったところをランディング。

サイズは82㎝。

そしてニヤニヤしながら写真撮影をし、水辺で魚を8の字に回し、奇声をあげながら時折「生き返れー」と魚に呟いている、男の姿がそこにはあった。

リリースまでの自分自身の行動ではあるが、文章にすると中々衝撃的かもしれない。

それでもいいじゃないか、嬉しい1本だったのだから。

コメント