暦の上は秋。
海の中も秋っぽさが見えている。
それでも釣りをしているとまだまだ夏って感じ。
それもそのはず、10月になるのに三河湾奥の海水温は約27度(10月1日時点)。
1年前の同日は約25度。
2年前は約24度。
今年は一際水温が高くなっている。
豊川の水温(夜の干潮近く)は約25度(10月1日時点)。
去年の同日は約22度。
川の中もまだまだ高水温。
ニュースによると9月の高温は、台風発生が1つだったり(平均5つ)、真夏日が多かった影響らしい。
それでも8月よりかはボイルを見かけるので、状況は少しずつ上向いている感じ。
相変わらずセイゴ・フッコは元気にイナッコを追い回しており、スズキクラスの回遊も多少増えている。
近況のスズキクラスは、キャストして糸ふけとったらほぼ巻かずに流す釣りに反応が集中している。
と言っても掛けた魚の全てをバラシてしまっているのがもどかしい。
この釣り方、巻くとバイトでないし巻かないとフッキングが甘くなるしと、竿捌きとラインコントロールが難しくも面白く感じる。
ひとまず当面はこの流し方を身に付けるのが楽しみの1つ。
それは置いといて近況の記録。
高水温の影響?
高水温下、魚類はそれなりに適応するように動いている感じ。
その中で珍しく撮影したセイゴが下の画像。
釣場は豊川下流の上の方。
当日は夕マヅメで活性高いと思い、ミノーのジャーキングで釣れたマルセイゴの群れ。
その中に混じっていた1匹がこれ。
体色や頭の形、体高や尾の付け根の太さからヒラと判断される魚。
(違っていたらごめんなさい)
ヒラスズキの生態は詳しくないが、暖かい海の外海、主に磯に生息しているイメージの魚。
三河湾奥の最奥部にまで入ってきたのには驚く。
それともヒラはセイゴサイズだとよくあることなのだろうか。
ちなみにその翌日の朝7時過ぎに当古橋でアカエイを確認。
海水の逆流はここまで上がらないはずと思い、アカエイの生態を調べると、シーバスと同じように淡水域も問題なく生きていけるらしい。
これまで川を遡上するエイをニュースで見ていたが、上潮にのっているだけと思って気にも留めていなかった。
これは私の認識が間違っていたようで、こんな上まで上がってくるなんて確かにニュースにも取り上げられる。
河口から約13キロ、鮎がいるような所に、誰もエイがいるなんて考えつかない。
この水域の下流には、ファミリーで水浴びを楽しめる浅瀬があり、今後刺される人がでるんじゃないだろうか。
そして同時に夜の河川中流部でもすり足が必要になってくるかもしれない。
と言っても落ち鮎でもない時期に、こんな所でウェーディングする物好きがどれだけいるか。
確認できたのは1匹だし、そうそういないと思うから無視して良いように思えるけど、一応記録として残しておこう。
ヒラセイゴとアカエイの遡上は自然環境の変化に魚類も敏感に反応している証で、中々に面白く感じる。
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