夏の豊川 ナマズ時々シーバス

シーバス

2月頃に今年は豊川をメインに釣りを展開していこうと思い、もう8月。

7月や8月は雨後を逃すと、1匹も釣れないだろう。

雨が降らないと、シーバスは三河湾の湾奥まで入ってこないだろう。

2月の頃はそう思っていた。

だが実際に釣りをしてみて分かったことは、雨なんて関係なくシーバスは入って来るということ。

(もちろん雨が降ると、降らない時と比べてシーバスの反応は多い。)

ボイルは殆どなくて一見シーバスがいないように見えても、中層以下に彼らは潜んでいる。

シーバスを追っている人からすると当たり前のことかもしれないが、個人的には意外な事実。

実際に試してみないと事実は分からない。

そんなことを改めて考えさせられた。

そして、これまで試さずに切り捨ててきた釣り方を試してみたくなってしまった。

その中で計画している内の1つが、ビッグベイトゲーム。

と言ってもそんなに大きなルアーを扱える筋力はないので、50g台までの比較的ライトな層。

ロッドも予約して秋か初冬には実行に移せる予定。

どんなルアーを使おうか、各メーカーのサイトを見てニヤニヤしながら検討中。

ここからは最近の釣りの話。

7月31

大潮前中潮。

満潮からの下げで釣りを開始。

川の流れはトロトロ流れて、これから更に強く流れる頃合い。

ポイントは瀬を通過した水が淵に流れ込んでいく間にあるヨレ。

小鮎食いに安定して反応があるコモモから探っていく。

シーバスがいれば1投で食う。

そんな意気込みでキャストするも、見事に玉砕されてノーバイト。

魚の位置が想定とズレているのかと流すコースを変えてみるが、魚からの反応なし。

レンジを刻むためにシンキングの細身ミノーで探るもノーバイト。

魚はいるはずと思っていたが、何かが違う様子。

ルアーを変えたり、巻き速度を変えたりしたが、反応なし。

蛍の光に風情を感じながら、川の流れを観察。

そこで分かったのが、小鮎より水押しの強そうな魚が川を下っていくこと。

恐らくイナッコ。

これまで細身ルアーを中心に攻めていたので、ファットなルアーで攻めようと方針転換。

反応があったのはコスケ85。

瀬を通り越して次第に深くなる淵でターンさせると、ゴゴンとバイト。

フッキングすると程よい重量感。

淵から引き抜いてシャロー帯で暴れる魚を、ドラグでいなしてキャッチ。

上がってきたのは70越えのシーバス。

コスケを丸のみだったことから、ベイトとうまく誤認させられたか。

やはり小鮎でなくイナッコを意識していた様子。

リリース後は反応なかったので、周辺をランガンするとワンバイト。

これもコスケ85。

ラインが張り気味だったせいで針掛かりせず。

フロントフックがリーダーを拾って、ルアーが戻ってきた。

バイトがあった場所を中心に攻める。

が、2発目はなしで終了

8月1日

バイトした魚を求めて釣りをするが、フッキングでラインブレイクでノーキャッチ。

8月4

大潮後中潮1日目。

仕事が終わり、一旦帰宅して夕食をとった後の出撃。

金曜なので夜から朝までみっちりと豊川で釣りをしたが、シーバスからの反応はなし。

代わりに40と60のナマズが2本。

(40の写真は省略)

60の方は黄色がかった、いかにも脂肪を蓄えていますという、おいしそうな魚。

かば焼きで食べてみようかと迷ったが、クーラーボックスなどの持ち帰る手段がないのに気づいてリリース。

8月5

大潮後中潮2日目。

この日も満潮からの下げ狙い。

遠くの夜空に打ちあがる花火を見ながらの出撃。

この日は朝マヅメにまとまった雨が久しぶりに降ったので、小躍りしながら釣場に到着。

川を見るといつもの水位と透明感。

どうも川の上流域では、それほど雨は降らなかったようで残念。

だた、水温は29度といつもより1度下がったのは良かったと、気持ちを切り替えて釣りスタート。

ルアーは細身系のミノーで上から順にレンジを探っていく。

魚の反応が出てきたのは、川の流れが効き始めた頃合い。

ベイトが川を下ってきている中で何かに警戒している様子。

捕食音は聞こえないのでレンジは下かと、ゲンマ85Sで中層をイメージして流す。

レンジ調整して巻き始め5回転ぐらいで、ヌッと重みを感じたので合わせる。

明らかにシーバスじゃない引きを感じて上がってきたのがこの子。

60cmのナマズ。

ゲンマ85Sのリア半分が飲まれて、リアのフックポイント3つが刺さった状態。

シーバスと違う引きで楽しませてくれるのは良いが、この食い方だけはご遠慮願いたい。

フックを外すのに一苦労なんす。

蘇生を何度も挟みながら何とかナマズからフックを外せたが、この間5分。

時合中かとすぐに立ち位置に戻ってキャスト。

先ほどとコースをずらして引いてくると、ヌッと重みを感じたのでフッキング。

先程と同じ引きを感じながら上がってきたのもナマズ。

今度も60UP。

時合中なので写真は撮らずに、すぐリリース(今回は唇にフッキングで助かった)。

シンキングだとナマズが掛かるかもと、ルアーを変更。

先日と違いイナッコはほぼ通らないので、小鮎がメインベイトと想定してコモモSF85をキャストしていく。

2匹目のナマズをキャッチしてから10分程経過するが反応はなし。

小鮎は水面を追われているように見えるが、シーバスの捕食音はなし。

状況的にコモモで間違いはないと感じ取って、ルアーチェンジなし。

これが正解だったようで、幾度と通したコースで、コモモがターンした所で捕食音。

フッキングを決めて流れの中をゴリ巻きで寄せて上がって来たのは60UPのシーバス。

リリース後は、ベイトのザワツキは消えてシーバスが川を下ったようなので、場所変えで移動。

下流域を何か所か回ってみるがノーバイトで終了。

コメント

  1. こたじろう より:

    6月から出張で豊橋の前芝に訪れた者です。
    ブログの内容が非常に役に立っています。

    自分は豊川放水路方面をメインにビッグベイト主体で釣りをしていますが未だヒットすら無しです。

    豊川にシーバスが居ると分かっただけでビッグベイトを投げ倒そうと思っています。

    いっか豊川で一緒に釣りを楽しみたいです。

    • fu3 より:

      当ブログ、初のコメントありがとうございます。
      多少なりとも何かの役に立てたのなら嬉しいです。

      これからがビッグベイトに期待できる季節。
      今年からビッグベイトに挑戦していきますので、釣場で出会えた時はご一緒させてください!

  2. 猫田 より:

    豊川でシーバス狙ってますが釣れる気配が全く関係ありません。ポイントが悪い、それかタイミングですか?ちなみに中流域です。

    • fu3 より:

      コメントありがとうございます。

      豊川清流域の開拓は今年から行っておりますので、現時点でのお話です(今後、修正すると思います)。

      ポイントについて
      シーバスが釣れるポイント付近にフィッシュイーターがいると思っており、まずはナマズなどが釣れる場所を探してみるのはいかがでしょうか。

      タイミングについて
      居着きと回遊で変わってくると感じております。

      居着きの場合は潮周りは関係ないように感じております。

      中流域では川の流れは小潮や長潮でも強く流れるので、シーバスがいたら食ってきます。

      なのでランガンと相性が良いように思います。

      回遊の場合はベイトの遡上に左右される感じです。

      例えば上潮で上ってきたイナッコがいれば、シーバスも上がってくるイメージ。

      もちろん、イナッコは潮(潮位)が下がれば下流に戻るので、シーバスも川を下っていきます。

      ベイトの移動のタイミングが分からない間は1潮周り程1ヵ所に張り付いて、釣れそうなタイミングを特定する方法はどうでしょうか。

      中流域での反応は、雨後の増水時や大潮で中流域に続く浅瀬の水位が上がって遡上しやすい時が多いです。

      それでも三河湾の奥で、遡上数も少ない中流域になると絶対数が少ないので辛抱の釣りが基本になると思います。

      落ち鮎時期についてはまだ未解明なので、お答えできないのはご容赦ください。

      希望の答えになっているか分かりませんが、お役に立てればと思っております。